ものづくり企業訪問(庄内エリア)
今年度4回目となるものづくり企業訪問(庄内エリア)が12月17日に行われ、酒田市にある東北エプソン様を訪問しました。今回は、4校17名の生徒が参加して行われました。
東北エプソン様はエプソングループの国内最大規模の製造拠点で、高速複合機(インクジェットプリンター)、プリンターのインクを吐出するインクジェットヘッド、その部品や時計などの精密機械の組立にも使われる産業用ロボット、半導体などを製造しています。
はじめに代表取締役社長の則松力様からご挨拶いただきました。その後、どういった企業であるのか、チームで仕事を進めることやチャレンジを大事にする社風についてお話いただきました。
その後、班ごとに別れて、特別に半導体製造の工場や産業用ロボットがインクジェットヘッドを製造する様子などを見学してまわりました。
このうち、インクジェットヘッドの製造場所では、「1階で作られた産業用ロボットを2階の製造エリアで組み立てに使用することで、フィードバックを受けてからの改善のスピードが早い」ことなどが説明されました。
また、布に印刷できるプリンターで製造したネクタイや布地の実物も見学し、複雑な模様が非常に繊細に施されている様子に生徒たちが驚いていました。
見学後は、これまで実施した3回の企業訪問とは異なり、AI活用のアイデア出しではなく、今回の訪問を通じて学んだことや今後活かしたいことを個人ワークを中心に整理して、発表しました。
ご協力いただきました東北エプソン様、企業の皆様ありがとうございました。